不思議なび

世界の果てまでエア冒険。都市伝説から世界の絶景まで、不思議大好き不思議ちゃん管理人による謎解き冒険ブログ

明治時代のカラー写真!明治に活躍した日本人カメラマンが撮影した古き時代の東京

日本に写真の技術が伝わったのは寛永元年(1848年)の事であり、カメラマンという職業が日本に誕生したのは江戸時代までさかのぼる。その後日本にたくさんのカメラマンが生まれ、沢山の写真が撮影されたが、WW2の影響が大きく現存する写真はほとんど日本国内には残されていない。

国内には殆ど残っていないが、海外に目を向けてみると、少なからず昔の日本を撮影した写真は存在する。今回は、江戸生まれの日本人カメラマン、日下部金兵衛(くさかべきんべえ)氏が撮影した明治期の東京の画像を紹介します。

 

 

明治に活躍した日本人カメラマン 日下部金兵衛

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本題の前に、まずは軽く撮影者について触れておきたい。

日下部氏は1863年から写真の技術を学び、主に外国人の顧客向けに写真を提供していた。1881年に独立し、横浜にフォトスタジオを開設。その後、外国人から「横浜写真」と呼ばれ人気カメラマンに成長し、1912年の現役引退までカメラに向かい続けた伝説のカメラマン。そんな日下部氏の写真がアメリカのニューヨーク公共図書館、デジタルコレクションに所蔵されている。

明治時代の東京を写した貴重なカラー写真

ニューヨーク公共図書館が所蔵している日下部氏の写真は点数が多く紹介しきれないので東京に絞ってここでは紹介します。

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まずは皇居。現在の皇居前は公園が整備されており、桜の季節には多くの花見客で賑わい、皇居の周りを走るランナーの人も多く見かける。何となく面影がありますね。

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続いてこちらは銀座。カラフルな建物が立ち並ぶお洒落な街並みが美しい。時代の最先端ファッションを着こなした美人の明治乙女たちの街ゆく姿が目に浮かぶよう。

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所変わってここは上野。アメ横も上野動物園も国立美術館もまだ存在していない様子なので、面影はまったく残っていない。

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向島の桜並木。

現在は中目黒や上野と並んで花見の名所でスカイツリーとのコラボレーション写真が撮れる事で有名。画面右を流れる隅田川だけがこの時代を知っているようだ・・・。

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こちらは天皇陛下の御前である吹上御苑。

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最後は東京有数の観光スポットである浅草の浅草寺。

本殿と五重の塔がしっかりと現在も残っている。雷門がどうだったか気になるところ。