不思議なび

世界の果てまでエア冒険。都市伝説から世界の絶景まで、不思議大好き不思議ちゃん管理人による謎解き冒険ブログ

【電車にまつわる不思議な話】霧の中に現れる幻の駅 霧島駅

何らかの理由により、この世界には存在しないはずの蜃気楼のような幻の駅についてしまったと言う話は、きららぎ駅に代表されるように沢山存在する。
都道府県や路線、駅名など、報告者ごとに異なっているが、1つだけ共通点があるとすれば、それは、「存在しない駅」であるということ。
今回の話は、関東地方の電車で「霧島」という駅に迷い込んでしまった体験談である。

霧の中に現れる幻の駅 霧島駅

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普段は余裕を持って21時ごろには都会をでるのだけど、このときは友人と遅くまで飲んでおり、最終電車で田舎に向かった。

埼玉県にある飯能駅っていう駅発の電車で、出発時刻は23時過ぎぐらいだったと思う。
自分はその駅から終点にあたる西武秩父駅まで行かなきゃいけなかったから、アルコールと眠気の両方と闘いながら、ちょっと乗り物酔いで気持ち悪かったのもあったから、吐き気にも耐えながら早く着かないかということだけを考えていた。

で、この始発駅から終点駅までがおよそ一時間弱なんだけど
ちょうど半分ぐらい来たところでトンネルに入ったのね。

確かに田舎行きの電車だから終点に着くまでの間には何度か短いトンネルにも入るし、とても長いトンネルもあるのだけど、自分の中では妙な気持ちになったのよ。

「こんなところにトンネルあったけ?」と。

普段は特急に乗っちゃうことが多いし、寝てることも多いから記憶が曖昧なだけかなと、そのときは自分に言い聞かせたけど、帰ってきて調べてみたらあのあたりにはトンネルはないようだった。

ちなみにトンネルの前の駅の名前は、東吾野駅。
自分の記憶によれば東吾野→吾野→西吾野と続いてるはずだった。
もちろん、今調べてみてもそうだったのだけど…

トンネルから出ると、とても霧が出ていて、この辺はこんなに霧がでるんだ~と感傷に浸ってたのを覚えてる。
一昨日は朝も少し小雨が降っていたし、それなりな気温だったからこの時期はこうなりやすいのかな?運転士さん大変そうだなーとも思った。

トンネルを抜け、視界不明瞭なまま10分程度進んでいってから徐々に変な気持ちになってきた。
というのも、この3つの駅はそれぞれ5~6分ずつぐらいしか開いていない。それなのにまだ駅に着かないのだ。

酔っぱらってるし、寝ぼけてるから覚えてないのかな?と思いつつも、この電車はかなり揺れるのでほとんど寝ていなかったはず。
また、この路線の電車は快速などもないので通過してしまったということも、ないはずだ…と、自問自答が始まった。

きさらぎ駅なんかも行ってみたいと思いつつも、そういう話を知っていただけあって凄く怖くなってきた。

怖くなってきたのもつかの間、一瞬トンネルに入ったかと思うと特にアナウンスもなく電車が停車した。

自分がこの路線の電車に乗っていて電車がトンネル近くで止まる理由は、線路の交換待ちか…もしくは事故かと思っていたのだけど、「ここで?」という気持ちは覚えた。

そしたら更に驚くことにドアが開いたのだ。
…絶句だった。
気持ち悪かったり、酔っぱらってた気持ちは一瞬で冷めてしまった。深夜だというのにほんのりオレンジ色に明るかったから駅か何かかな?と考えながらも、こんな経験初めてだったから、とにかく乗務員のアナウンスを待っていた。
だけどアナウンスもなく、ただドアが開いたままだった。

誰かに話しをしようにも、みんな寝ているからチキンな俺は話しかけることもできずただ待っていた。
すると何事もなかったようにドアが閉まったので、驚いて窓から外を確認すると人影が2人分ほどあり、また、駅の看板がチラッと見えた。
記憶力も動体視力もいい方だと自負しているので見間違いということはないと思う。

確かに「霧島」と書いてあった。左右の駅は吾野←→東吾野となっていたのは確かである。

ドアが閉まってから電車は発車し、トンネルに入った。
トンネルに入ったかと思うとまたすぐに出て、さらに5分ほど走ったら吾野駅に停車しました。
そのときは普通にアナウンスがあったし、もちろんさっきのことについての説明はなかった。
吾野駅では何人か降りた。
その吾野駅では特に霧が出ておらず、頭のなかはハテナマークでいっぱいだった。
その後、20分ぐらいして終点の駅に着いたわけなんだけど
不思議なことに、ちゃんと定刻に到着したんだよね。

帰ってきてから、すぐにググったんだけど、霧島は鹿児島にしかないし、行ったこともない。
無事に帰ってこられたからよかったんだけど、その後…また乗るの怖いなって思ってる。

参考:NAVER まとめ

霧の中に現れる幻の駅 霧島駅 解説と考察

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【解説】
西武池袋線の終着駅である飯能駅からさらにへと向かう電車で、普段なら存在するはずの無い場所でトンネルに入る。そのトンネルを抜けた先はひどく霧が出ており、霧の中をしばらく走り何のアナウンスも無く電車が止まり「霧島」と書かれている駅で止まる。電車内で待機していると何事も無く動き出し、定刻通りに目的地に到着したと言うもの。
要点は下記の3点。
・異世界突入契機は霧、トンネル、電車の電磁波のどれかだろうが判然としない
・幻の駅の名前は霧島
・電車内で待機していると、何事も無かったかのように動き出し、目的地に到着する。


【考察】
日本国内に霧島と言う駅は存在しない。強いて言えば鹿児島県に霧島神宮と言う駅はあるが、霧島と言う駅はない。
このことから考えて、別の場所にワープしたのではなく異世界の駅に迷い込んでしまった可能性が高い。

この話から分かることは、万が一変な駅に迷い込んでしまった場合は、その場から動かず、じっと待っていればいずれ電車は動き出し元の世界に戻れると言うこと。
もし降りていたら、異世界の放浪者となっていた可能性もある…