不思議なび

世界の果てまでエア冒険。都市伝説から世界の絶景まで、不思議大好き不思議ちゃん管理人による謎解き冒険ブログ

地球の歴史史上最も有名な大魔法使い 魔術師アレイスター・クロウリー

現実世界に存在した魔術師といえばアレイスター・クロウリーを真っ先に思い浮かべるほどオカルトでは有名な人物。以前紹介したラスプーチンと比べると、歴史の古い魔術団体「黄金の夜明け」に加入し魔術を学び、独立して新たな結社を作るなど華々しい人物であるが、マスコミからは「世界で最も邪悪な男」などと書き立てられ、ラスプーチンと同じく悪役としての一面もある。
今回の英雄伝ではアレイスター・クロウリーについて紹介します。

出生から黄金の夜明け加入まで

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出典:NAVER まとめ

クロウリーはイタリアに拠点を構えていたのでイタリア人とよく間違われるが、正しくはイギリス人。1875年、イギリスのウォリックシャー州において、ビール醸造家の家庭に生まれる。
ウォリックシャー州で幼少期を過ごし、ハリー・ポッターでおなじみの寄宿学校に入学、普通に学生生活をすごす中で、厳しいキリスト教教育に疑問を持つようになり退学。オカルトに触れたのはその頃だと言われている。その後、ケンブリッジ大学へ進学するも、オカルトへの興味は大学時代も薄れることは無く、当時最高法の魔術団体としてその名を知られていた「黄金の夜明け」へ加入。アブラメリンの神聖魔術の翻訳者として知られるマクレガー・メイザースの指導の下、魔術師としての力をつける。
しかし、その生活も長くは続かなかった。
1900年に黄金の夜明け団は魔術に対する解釈の違いから、3団体に分裂し、同時期にクロウリーも脱退。その後はインドや日本など、東洋を回りヨガなどの技術を学び、独自の神秘学解釈を固めていく。

聖守護天使エイワス

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黄金の夜明け団で学んだアブラメリンの神聖魔術と東洋放浪で会得したヨガをベースとして神秘学を研究を独自に進め、アブラメリンの奥義と言われる「聖守護天使」との対話に成功し、魔術の核心を習得することに成功する。

【管理人注釈】
クロウリーと聖守護天使との対話を記したクロウリーの著書「法の書」を読んだことがあるが、正直まったく意味が分からなかった。もはや何が書いてあるのかも分からないレベル…。
聖守護天使との接触とは、たぶんチャネリングの技術を使い最上級の光の存在と繋がる技術であろうと思われる。超能力がある程度一般化し、チャネリングの技術も明かされている現在においてはあえて狙って対話をする必要は無いのかもしれません。
むしろ、チャネリングが出来るのであればガイドとの対話を繰り返し真なる自分に目覚めるほうが先決であろう…。

汝の欲するところをなせ

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聖守護天使との対話を果たし、アブラメリンの神聖魔術を会得したクロウリーは魔術結社「銀の星」を創設する。
クロウリーの教えの中で一番有名な言葉はおそらくこれだろう。


「汝の欲するところをなせ、それが汝のすべてとならん」


言葉だけ聴けば、何でも好きなことばかりして生きろと言うように聞こえるけど、正しくは、自分が「本当にやりたいと思っている事」をやりなさいという意味。
つまり、自我の声に惑わされず、真なる自分(魂、真我などとも言う)の意思に従えと言う意味です。
簡単に言ってしまえば重要なのは下記の4点であろう。

・現実とは、魂が意識に従い作っているものだということを理解する
・自分の生まれてきた意味に気づく
・現実とは、自分が作り出した幻想に過ぎない
・この世のすべてが神であり自分そのものも神であることを理解する

引寄せの法則をはじめとする最新の神秘学メソッドで言われているようなことと大差がないことが良く分かる。この話は、クロウリーの時代よりももっと古いお経などにも書かれているので、神秘学の本質はすべて同じであり少しずつ解釈が違うだけであることも理解できる。

黒魔術師アレイスター・クロウリー

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ここまで見れば立派な聖職者のようにも見えるが、幼少期より厳格なキリスト教教育を嫌っており、オカルト思考であったためか、クロウリーの神秘学は黒魔術寄りであり、悪魔召還から性魔術、麻薬などを使った儀式などを好み、変人扱いを受け、拠点を構えていたイタリアから国外退去命令を受ける。その後は世界各国を転々とし、最後はイギリスに戻り72歳で生涯を終える。

人生の大半を神秘学に費やした人生であった…。

【管理人の見解】
一般的に見れば黒魔術師としての一面が強いクロウリーだが、洗脳教育を嫌い、真実を追い求めた男の1人だったのではないだろうか?
性魔術などの派手な行為は人々の注目を集め、民衆はイルミナティと呼ばれる管理層にいい様に操られていることに気づかせるためのパフォーマンスであったのであろう。

その後の評価

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画像出典:TVシリーズ クロウカード編 -カードキャプターさくら公式サイト-

クロウリーの死後も、有志たちの手により魔術結社「銀の星」に起源を持つ魔術結社はいくつか存続しているといわれている。新規加入者を募集している魔術結社は多数あるが、クロウリー起源の結社は完全な秘密結社であり新規加入は非常に難しいという。
魔術の種をまきこの世を去ったアレイスター・クロウリーはちょっとオカルトが好きな人ならば一度くらい聞いたことがある人物として有名になり、近代魔術に大きな影響を与えた人物であることは間違いない。

ラスプーチンと同じく、ゲームやアニメの登場人物の題材として人気が高く、女神転生シリーズや、クリアカード編の放送を終え、人気再燃中のカードキャプターさくら(クロウカード編に登場)、そしてタッキーが若い頃主役を演じていた木曜の怪談にも名前が登場する。

魔術師というカテゴリの中では世界一と言って良いほど有名なアレイスター・クロウリーの名は、良くも悪くも、今後も永遠に語り継がれるでしょう…。