美しいカリブ海に浮かぶ南国パラダイスとしてその名を知られるセント・マーチン島。この島はコロンブスが発見したことで有名な西インド諸島にあります。一見普通の南国リゾートだけど、実はこの島のビーチ、かなりデンジャラスなのです。
大迫力すぎる飛行機の通過 マホビーチ
セント・マーチン島最大の観光地、白い砂浜とターコイズブルーに輝く素晴らしいカリブ海のマホビーチ。しかし、写真を見てもらえばわかるけど大迫力を通り越して危険さえ感じるような飛行機の高度ですね。まさに頭上すれすれ。
飛行機が着陸するプリンセス・ジュリアナ国際空港は滑走路の長さが2,180メートル(7,150フィート)と短いため、着陸のかなり前から飛行機の高度を下げる必要があります。
ビーチはプリンセス・ジュリアナ国際空港から離陸する飛行機からの爆風で海岸に立っている人は吹き飛ばされないように注意する必要がある。
飛行機の通過をたくさんの人が撮影しています。
これだけの大迫力の飛行機を撮影できるのはここしかないでしょう。きっとインスタ映えする凄い臨場感のある写真が撮れるのでしょうね。
ビーチいにる人たちが両手を挙げて飛行機を歓迎しています。みんなで一斉に叫べばこの近さなら聞こえるかもしれませんね。しかし、本当に接触してしまったら事故では済まないのでジャンプなどは厳禁です!
これは飛行機の到着時刻が記載されているサーフボード型の看板。いきなり飛行機が来てはシャッターチャンスを逃してしまうので、この時刻表を頼りにカメラマンは撮影に臨むことが出来るように配慮されています。
美しいカリブ海を突き進む飛行機。ここまで高度を下げての飛行は世界中探してもマホビーチでしか見ることはできないでしょう。飛行機のお腹についている4基のエンジンと車輪がはっきりと確認することができます。まるでSFアニメのような雰囲気ですね。
まさに大迫力。飛行機の写真を撮影する人、見上げて凄まじい迫力を映画のごとく楽しむ人、何も気にせずにビーチで遊ぶ人と、様々な人間がいることが分かります。
via:Extreme Plane Spotting at Maho Beach, Saint Martin
「手を伸ばせば届きそう」という言葉はまさにこのような状況のことを言うのでしょうね。脚立とかを立ててジャンプすれば本当に届くだろうけど、さすがに命をかけて飛行機にタッチしようという人はいません。触った瞬間にあの世行きだろうけど・・・
マホビーチには「飛行機に触れる行為は絶対にしないでください」という立札がいたるところに立っているそうです。
迫力満点のマホビーチ映像
最後はマホビーチの動画を2本紹介します。まずは飛行機のジェットエンジンの破壊力が分かる映像です。
こちらは着陸シーンです。頭上すれすれを飛行機が飛んでいく映像は文字通り圧巻としか言いようがありません。