不思議なび

世界の果てまでエア冒険。都市伝説から世界の絶景まで、不思議大好き不思議ちゃん管理人による謎解き冒険ブログ

【異世界に行った話】新宿で見た幻の洋館 それは都会の迷い家か

子供の頃、凄い場所を見つけたけど一度行ったっきりで二度とその場所にはたどり着けなかったという経験はありませんか?

アニメ「ちびまる子ちゃん」、81話「まる子 まぼろしの洋館を見る」でも、探検をして遊んでいたら不思議な洋館にたどり着き、中を見てみると誰もいない。その日は洋館からコルクを持って帰って、次の日も同じ場所に探索に出かけたが洋館は見つからず、二度と行けなかったという話があります。これは、さくらももこの実体験と言われています。

今回のお話もこの話に似たような、不思議な話になっています。

それでは、「新宿で見た幻の洋館」本編をお楽しみください。

新宿で見た幻の洋館 それは都会の迷い家か

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小学校の頃、通学路の途中に鉄柵風の門がまえのあるところがあって、ある日、珍しく一人で帰っていた時に通ると、門のところに女の子が立っていた。
ニコニコしていたので、話しかけると同じ小学校の子だった。

「中で遊ぼう」と言われて、門を通って小道を通り抜けて歩いていくと、そこはきれいなお庭。
ゆりかご式のブランコや鉄棒やすべりだいもあって、お花もたくさん植えてある。
家も古びてはいるが、洋風っぽい造りで、日本ではないような雰囲気でとても素敵。
なにかの物語の中の場所に来たようで、やたらと興奮してハイテンションで遊び狂いました。
ただ、家の人はいないらしくて、家の中には入らなかったのだけど。
すっかり、その子と仲良くなって、「また、明日遊ぼう!」と約束をして帰りました。

次の日、学校でその子を探してみたけど、そんな子はいなかった。
学年も違うし、何かの間違いか、はたまた違う学校なのに嘘ついてたのかな?
なんで?などと思いながらも、またあの庭で一緒に遊びたくて、しばらくの間は毎日その門の前を愛おしそうに眺めながら通っていました。

1ヶ月くらいして、あの日以来、いつまで経っても会えないので、思い切って門の中に入って、呼んでみようと思った。
「すいませーん」と言いながら、門を開けて小道を入っていったら、何か違う雰囲気。
庭まで辿り着いたら、まるでそこは廃墟。花壇の跡のような場所には、花ひとつない。
錆びれた家に、ボロボロに錆びた遊戯の数々。
とても人が住んでるって感じではない。
何か怖くなって、走って家に帰ってきたが、子供の頭で「引っ越したのかな」と思った。
だけど、たった一ヶ月くらいで、あんなに錆びれちゃうのかなーと不思議な感じがした。
しばらくして、近所の叔母が遊びにきた時に聞いてみたら、
「あそこは十年以上空家なのよ」
と言われて、なにがなんだかわからなくなって、今でも不思議で仕方ない。

さすがに、あの廃墟を見た時は、ちょっとゾーっとしちゃったけど。
今でも、あの庭や家のあたたかな雰囲気を思い出しちゃいます。

もしも実在していたのなら、そして、今でもその子と友達だとしたら、あの庭でお茶でも飲みたい。
いつまでも心に残る、本当に素敵な場所でした。

地元新宿区での話で、現在住んでるのは別の区なんだけど、訪ねていってみようかな。
今はもう、あの門もないのだろうか。

参考:子供のころの変な記憶★その7

 

新宿で見た幻の洋館 解説と考察

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【解説】

鉄格子の前にいた女の子に誘われて中に入ってみると、綺麗な庭園に遊具がたくさんあり、洋館がそびえていた。「明日も遊ぼう」と約束したが、女の子は学校にも鉄格子の前にもおらず、しばらく様子見ていていたが、しびれを切らし中に入ると廃墟。

ポイントは下記の3点。

その後、洋館は10年以上廃墟であることが判明する。

・異世界突入契機は女の子に誘われて庭園へと入った

・同じ場所を再訪してみると廃墟だった

・10年以上誰も住んでない事がその後に判明する

 

【考察】

女の子と遊んだ事、庭が綺麗であり、再訪すると廃墟という所が、ちびまる子ちゃんで描かれた話と違うけど、とても似ている。

また、遠野物語で描かれている「迷い家」の話にも似ている。

迷い家 - Wikipedia

洋館の全盛期を見てもらうために女の子が誘った一種のタイムスリップだったのか、異世界へ迷い込んだのかは不明であるが、子供の頃の素敵な思い出なのでこれ以上の考察は無粋であろう。

ちびまる子ちゃんの結末と同じく「子供にしかたどり着けない遊び場を神様がくれた」という結論でこの考察を終わりたい。