不思議なび

世界の果てまでエア冒険。都市伝説から世界の絶景まで、不思議大好き不思議ちゃん管理人による謎解き冒険ブログ

【時空のおっさん】静寂が支配する無限の夜 音と光のない街

夜は「神が宿る時間」と言われているが漆黒の闇が空を覆い光源がない分、不気味さも昼より増してしまう。古典的な「幽霊が出た!」とか騒ぐ怪談話も舞台はほとんどが夜。

今回の話は、そんな宵闇に抱かれた静寂の中、不思議な世界へと足を踏み入れてしまった高校生の話である。それでは「音と光のない街」本編をお楽しみください。

 

音と光のない街

f:id:reni99:20180501081236j:plain

高校生んときなんだけど、夜テスト勉強してたのよ。
けっこう自信のある教科だったからある程度やったらもーいいやって思って途中からゲームやってたのね。FFX。
やってるうちに唐突にアイス食いたくなってさ、時計見たら0時ちょっと前。
近くのコンビニ0時までしか開いてないから急いで行こうと思って、ゲーム画面そのままでメニュー開いてストップしといてサイフと家の鍵ひっつかんで家を出たわけ。


うちマンションの5階だからエレベーター使うんだけど、エレベーター降りた瞬間に何か違和感を感じた。
何つーのかな、あ、空気がちがう、みたいな。
そんでエントランスから外に出た瞬間、これはオカシイって気付いた。
だって周りのマンションとか全部真っ暗なのよ。
フツー0時前っつっても部屋の明かりってあちこち点いてるもんじゃない?
振り返ったらうちのマンションも真っ暗。
私の部屋も電気つけっぱで出て来たはずなのに真っ暗。
電気ついてんのエントランスだけ。
しかもすごい無音。虫の声も車の音も何もしない。
体じゅうベタッとした汗かいてきて、明るいエントランスだけが私の知ってる空間みたいな気がして急いで戻ってエレベーターのボタン押した。

 

そしたら開いたエレベーターの中に人がいて、もうめちゃくちゃビックリして変な叫び声あげちゃってさ。
中にいたのは作業員ぽいお兄さんだった。
お兄さんも私にビックリしたみたいで「うわ、アレ?」とか言って私スッゲ恥ずかしくなって「あ、スミマセン」って謝ったんだけど、お兄さんはずっと驚いた顔のまま「え、何で?アレ?」みたいなこと言いながら降りてきた。



けど、そんときは恥ずかしいって気持ちがデカくてはやくお兄さんと別れたくて急いでエレベーター乗ろうとしたら溝んとこに足ひっかけてすっ転んじゃった。
やばいこける!!って思った瞬間なんかよくわかんなくなって、気付いたらコントローラー握り締めて部屋にいた。
TVの画面はFFⅩの戦闘画面で、私のパーティー全滅してた。
あれ?今の夢?マジで?って思って、でも心臓とかすげーバクバクしてんの。
カーテン開けて外見たら周りのマンションにはちょこちょこ明かりついてて、そこではじめてホッとした。
時計見たらまだ0時前でほとんど時間経ってなかった。
コンビニ行こうと思えばまだ間に合ったけど、さすがにもう明るくなるまでは外出る気しなくってベッド入ったのね。
で、寝ようと思ったらなんか寝心地悪いの。
パジャマ(つーか甚平)のポケットに何か入っててゴロゴロするんだわ。
何入ってんだろってポケットに手ぇ突っ込んだら
さっき家出るときに持ってったサイフと鍵が入ってた。
もしかしたらコンビニ行こうと思って準備したあとに寝ちゃって夢見たのかもしれないけど。
あんときの音と光の無い街の様子は思い出すと未だに怖い。

参考:NAVER まとめ

音と光のない街 解説と考察

f:id:reni99:20180501081654j:plain

【解説】

コンビニに行こうと思い家を出てエレベーターの外に出たら音も光もない白黒の世界になっていた。エントランスに戻ったらエレベーターから若い男性が下りてきてびっくりされた。その後に転びそうな感覚で意識が途切れ、気がついたら自宅でゲームをやっていたという内容。

今回の話の要点は下記4点

・異世界突入契機はエレベーターに乗った事

・異世界の雰囲気はタイトルにもなっている「音と光のない街」

・時空のおっさんはエレベーターから降りてきた若い男性

・元に戻ると時間は全然経っていない

【考察】

ネットではエレベーターを使い異世界へ行く方法があると噂されている。

 

www.mahorovacation.tokyo

方法や状況などは全然違うが、エレベーターから降りたら変な世界に来ていたという怖い話は多数あるので、今回も何らかの原因によりエレベーターが異次元へ通じてしまい、時空のおっさんの世界の典型とも言える音と光のない世界へと繋がってしまったと予測される。

アニメ「ブレイブストーリー」を始め、異世界へ繋がる扉が出てくる物語はファンタジーアニメの定番であり現在も人気がある。ただ、完全な創作ではなく、元々はこのような不思議な体験を見聞きして作られた物語なのかもしれない・・・。