不思議なび

世界の果てまでエア冒険。都市伝説から世界の絶景まで、不思議大好き不思議ちゃん管理人による謎解き冒険ブログ

まるでとなりのトトロ?雑木林の中に広がる異世界 好奇心旺盛な少女の軌跡

いつの時代にも子供だけが知っている秘密の近道が存在する。

子供時代は行動範囲が狭いので、外で遊ぶときは自宅から歩いていける範囲内で遊ぶしかないため、色々なところを探検し、大人でも知らないような抜け道を発見し、子供たちの間でだけ知れ渡ってたり・・・。

今回の話は、友達の家に遊びに行くために、雑木林を抜ける近道を使い不思議な世界に迷い込んでしまった少女の物語です。

雑木林の中に広がる異世界 好奇心旺盛な少女の軌跡

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私が小学生3年生の頃に体験した話。
その日は日曜日で、午前中は近所の仲の良い友達のまいちゃん(仮名)と縄跳びをして遊んだ。

お昼になったから、2人共一度家に帰り、お昼ご飯を食べた。
お昼ご飯食べた後に落ち合って、午後は近所に住むもう一人の友達(ひろくん)の家に遊びに行くことにした。

私の家から300メートルくらい先にまいちゃんの家がある。
まいちゃんの家で住宅地は行き止まりになっていて、道は途切れている。
まいちゃんの家の裏には、5メートル四方くらい小さなの竹藪が広がっていて、ひろくんの家はその雑木林を越えた奥の区域にあった。
ひろくんの家の区域に行くには、一度私達の住む住宅地を出て、周り路をして行くような形だったんだけど、私達みたいな近所の子供達は、みんな雑木林を抜けて遊びに行ってた。

小さな雑木林だから、抜けるのに数秒しかかからないから、かなりの近道でした。その日もいつもの様に、まいちゃんの家の裏庭から雑木林に入った。

雑木林に入った途端に、体が宙に浮くような感覚(地に足がついていないような感じ)に襲われて、得体の知れない不安でいっぱいになった私は、前を行ってたはずのまいちゃんの姿を探した。

触れられるくらい近くに居たはずのまいちゃんが居ない。
雑草と竹藪かき分けながら無我夢中で走ったけど、一向に雑木林から抜けられなくなった。

途中座り込んで泣いたり、まいちゃんを大声で呼んだりしたけど、雑草と竹藪を掻き分ける音しか聞こえない。

歩いたり走ったり、座り込んで泣いたりしながら、とにかく竹藪から抜けたくてウロウロしてたのに一向に出られず、辺りも暗くなってきて、恐怖も頂点。

このまま帰れないんじゃないかと本気で思った時、竹藪の前方に灰色のスーツきたおっさんが立ってた。

近所の人かもと思って、そのおっさんの方に走って行って、泣きながら「道に迷った。家に帰りたい」みたいなことを訴えたら、おじさんはちょっと困ったような顔して、何も言わずしばらく考え込んでる。

私はそこで、知らないおじさんだし、もしかしたら悪いおじさんで…誘拐されるかもって恐怖が沸いてきた。
突然怖くなってきて、「やっぱり一人で帰れます」って、おっさんに背を向けて走り去ろうとした。

そしたら、おっさんが私をの腕をグイッと掴んで、
「このトンネルを進んでいきなさい」
って言った。
トンネルなんかないのに…って思いながら、おっさんが指差した方向に目をやると、子供の私が屈んでやっと入れるくらいの穴があった。

雑木林の中にぽっかり真っ黒な穴がある感じで、穴の円の周りは灰色っぽく透けてて、中心にいくほど濃い黒になってる感じ。
その時は穴に入る恐怖や帰れない恐怖より、おっさんから逃げたい一心でトンネルに入って、無我夢中で走った。
小さなトンネルに入ったはずなのに何故か、背筋伸ばしたまま普通に走ってた気がする…。

で、走って数秒のうちに、なんと…うちの家の庭に出た。
突然うちの塀から出てきた感じ。
うちの庭に植えてたプチトマトの苗の上に転けた。

もちろん塀の隣は民家。
もうわけがわからなかった。
もう辺りは暗くなってたはずなのに、何故か周りが明るい。

とりあえず玄関から家に入ったら、擦り傷つけて汚れた私見て、お母さんが「また探検したか~」って笑ってた。

居間に入って呆然と座ってたら、お母さんがお昼に食べたはずの焼きめし持って登場。
そこで時間が戻ってることに気づいて、お母さんに早口で自分が体験したことまくし立てた。
お母さんは信じてくれて、小さな頃は不思議な体験するもんよ~って言ってた。

お母さんと2人でトマトの苗のところで、おっさんに「ありがとう」とお礼をしておきました。
ちなみに、午後はお母さんの進めで、雑木林は抜けず、きちんと周り道でひろくんの家に遊びに行きました。

人生で一回だけ私に起こった不思議な話。
本当に、今考えても夢でも見てたような感覚。

参考:NAVER まとめ

雑木林の中に広がる異世界 好奇心旺盛な少女の軌跡 解説と考察

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【解説】

友達の家に遊びに行く近道をするために小さな雑木林に入ると、なぜかどこまで行っても抜けれなくなってしまった。途方に暮れているとスーツ姿のおっさんが目に入り、迷った旨を伝えると帰り道を教えてくれたというストーリー。

この話の要点は下記の3点。

・異世界突入契機は雑木林へ入った事

・時空のおっさんが「戻してくれる」のではなく「帰り道を教えてくれる」

・元の世界に戻ると時間が巻き戻っていた

【考察】

話の最後でお母さんが「小さい頃は不思議な体験をする」と語っているが、まさにその通りで、常識と言うフィルターの少ない子供時代には真実を見る目が大人よりも優れている。なぜ小さな雑木林が異世界に繋がってしまったかは不明だが、子供の純粋な気持ちと地磁気等の「何か」が反応し偶然が起きたと予測される。