不思議なび

世界の果てまでエア冒険。都市伝説から世界の絶景まで、不思議大好き不思議ちゃん管理人による謎解き冒険ブログ

観光地の保養所跡 それはバブル期の遺跡、日本企業の栄枯盛衰

今では考えにくいようなことがバブル期には当たり前のように行われていました。

企業では研修と称して宴会を行い、人員確保のために福利厚生の一環として観光地などに競って保養所を建設していました。

繁栄を極めた保養所も現在ではほとんどが閉鎖され、時には廃墟として放置状態になってしまっている建物も存在します。今回紹介するのは、そんなバブル期に建てられた保養所の廃墟です。

 

バブル期の遺跡 保養所の廃墟

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件の廃墟が存在するのは某県の山中。周囲は草原が広がり見渡す限りの田舎です。日々都会で働いていると、たまにはこのような田舎に行きたくなるのでしょう。

風車が少し写っているのが気になりますね。当時、再生可能エネルギーと言うのはほとんど注目されていなかったのだけど、バブル期から存在しているのですね。

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しばらく進むと建物が見えてきます。ぱっと見では分からないけど良く見ると屋根が剥げ落ちていることに気が付きます。

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正面へ回ってみました。

ホテルを連想するような豪華な作りですね。この中では疲れたビジネスマンを回復させるような宴会が毎日のように行われていたことでしょう。この時代の企業は社員の事を考える余裕があったようですね。

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中に入ると受付があります。

ここで部署と名前を言って予約を確認し宴会に望んだのでしょう。

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このライトも当時は日本経済の発展を象徴するようにきらきらと輝いていたことでしょう。今ではどちらも消灯してしまっています。

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これは暖炉?

良くわからないけど上に煙突が続いていたし、燃やしていたような形跡が残っているので恐らくは暖炉かな。

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内部はまるで迷路のように入り組んでいます。

この時代の建物にありがちな造りですね。需要に対して供給が追い付かなくなっていたので強引な増築を繰り返しニーズにこたえていました。結果、建物が迷路のようになってしまう。これは現役当時から迷いやすかったでしょうね・・・。

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内部を調査中にレコードを見つけました。当時は音楽を聴きながら宴会を楽しんだのでしょう。アナログレコードを再生できる機器は現在はとても珍しいので相当な高値がついています。ソフトは量産により放置状態なのに対してハードがないというのは、何ともバブル期を象徴しているような事実ですね。

 

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室内はベッドが置かれているだけど、実にシンプル。

保養所についたら荷物を置いて速攻で宴会に向かって、酔っぱらって寝るだけなので特に部屋は豪華にする必要がなかったのでしょう。

この建物は、解体が確認されているので現存しません。しかし、バブル期の遺産は日本全国に残っているので探せば現存する保養所の廃墟は沢山あるでしょう。