不思議なび

世界の果てまでエア冒険。都市伝説から世界の絶景まで、不思議大好き不思議ちゃん管理人による謎解き冒険ブログ

運動会の歴史 起源や何のためにやるのかを紐解く

恐怖のラニーニャ現象のおかげで日本全体が凄まじい寒さに見舞われた2月もようやく後半戦。ラニーニャ現象も終息に向かっており、気象庁の見通しでは3月以降は平年並みの暖かさに戻ると予報されています。

【PDF】3ヶ月の天候の見通し 気象庁

この季節になると、早い学校では5月ごろに運動会が開催されます。特に今年は寒すぎて冬にスポーツはまるでできていないという人が多いと思うので、学校以外でも町内会等の運動会も活発な年になりそうですね。

今回は、運動会の歴史についてまとめてみました。

 

運動会の歴史

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学校において、日本で初めて運動会が開催されたのは戦前にさかのぼります。

明治7年、東京築地にあった海軍兵学校で開催されたのが日本最初の運動会と言われています。その当時は運動会とは言わず、アスレチックスポーツを日本語訳し競闘遊戯(きそいあそび)と言いました。当時、海軍兵学校はイギリス海軍式教育を導入しており、その過程において外国人講師アーチボルド・ルシアス・ダグラス氏の発案により運動会が開催されました。

他にもダグラス氏は講師時代に海軍兵学校でサッカーも教えており、これが日本サッカーの起源とされている。まさに日本スポーツの父とも言える存在です。

【開催された種目】

・徒競走

・障害物競争

・幅跳び

・高跳び

・玉投げ

負ぶい競走

・二人三脚

・競歩

・目隠し競争

・三段跳び

・豚追い競争

・卵拾い競争

・水桶運び競争

現在でも定番となっている徒競走や目隠し競争等見慣れた種目から豚追い競争(その名の通り、子豚を放ち追いかける競技)などの良くわからないものまで多岐に渡ります。

当時の様子は、軍楽隊による勇ましい軍歌の演奏に始まり、競争種目のスタート合図に銃声を導入するなど現在の運動会と何ら変わりはなかった。

日本における運動会の起源はダグラス氏が海軍兵学校にもたらした競闘遊戯であり、現在の種目や銃声によるスタート、勇ましい音楽の演奏等すべて日本軍由来と言う事になります。

 

運動会 - Wikipedia

運動会は何のためにやるの?

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学校における運動会開催は今と当時では当たり前のことだけど、全然意味合いが違います。明治時代当時は遊びにもなる基礎訓練の1つとして導入されたものであり、その狙いは当然優秀な兵士育成です。

現在においては上記のような意味は薄れており、ただ「勝つ」事と言う意味合いすらも薄れつつあります。

現在の運動会の狙いは協調性を養うために開催されることが多く、個人技で戦う徒競走などはそれほど重要視されず、有名アーティストの曲に合わせたダンスの披露や単調な運動に重きを置くようになっています。個人技ではどうしても能力差が出てしまうので集団運動を多めに取り入れるようになったと言われています。

戦闘訓練の1つとして始まった運動会も、現在はチームワークや友達同士の友情を深めるための行事となり学校教育において重要な行事の1つです。今後もダグラス氏のもたらした運動会はその時代背景にあったものにアレンジされながら残っていくことでしょう。