不思議なび

世界の果てまでエア冒険。都市伝説から世界の絶景まで、不思議大好き不思議ちゃん管理人による謎解き冒険ブログ

ドイツ帝国軍最大の超弩級戦艦ビスマルク

ビスマルクと言えば我が国の戦艦大和が完成する前までは世界最大級の戦艦として軍事マニアの間ではとても有名な戦艦で、「鋼鉄の咆哮」や「戦艦帝国」など、戦争ゲームには必ず登場します。

今回は当時の同盟国、ドイツ帝国が作り上げた戦艦ビスマルクについて貴重な現役時代の写真と一緒に解説します。

 

ドイツ帝国海軍最強の戦艦ビスマルク

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こちらが戦艦ビスマルク。バルト海でのテストを経て1940年8月に就役します。それでは、スペックを見て行きましょう。

【艦船スペック】

全長:250.5m

幅:36.0m

乗員:2,092名

基準排水量:41,700トン(常備排水量:45,950トン/満載排水量:50,405トン)

【機関】

主機:ブローム・ウント・フォス式ギヤード・タービン3基3軸

出力:138,000hp(標準蒸気圧時出力)150,170 hp (110MW) (高加圧時出力)= 30.1ノット (54km/h) (公試時)

速力:30.8ノット

航続距離:16ノット/9,280海里 19ノット/8,525海里 24ノット/6,640海里 28ノット/4,500海里

【兵装】

(主砲)

38cm(48.5口径)連装砲4基

15cm(55口径)連装砲6基

(副砲)

10.5cm(65口径)連装高角砲8基

37mm(83口径)連装機関砲8基

20mm(65口径)4連装機関砲2基

20mm(65口径)単装機関砲12基

出典:Wikipedia

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エルベ川で撮影されたビスマルク。主砲が目立ちますね。

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1940年9月にキール港で撮影されたビスマルク。横からだと主砲の大きさばかり目立つが、左右対称の艦橋が綺麗ですね。アニメでは良く「ブリッジ」と言っていますが、日本語では艦橋(かんきょう)と言います。艦船の司令部にあたり、艦長を始め、たくさんのクルーたちが指令を出す場所で、心臓部とも言える。操舵もここで行われているので、艦橋をやられたら艦船として成り立たなくなる。

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こちらは同じくドイツ帝国のプリンセス・オイゲン 重装巡洋艦から撮影されたもの。

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完成直後のビスマルク。主砲がでっかいですね!

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デッキから見る381ミリ主砲。なお、近年(1992年)アメリカ海軍所有のアイオワ級戦艦が退役したため、現在の海軍には戦艦と言うカテゴリは存在しません。

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イギリスの巡洋艦との戦いでビスマルクの主砲が命中。

via:Линкор "Бисмарк"- гордость Германии, краткая фотоистория

沈没

イギリス海軍と複数回交戦するも、戦艦大和と同様に航空機からの猛攻撃を受け大ダメージを受けてしまう。戦闘不能となったビスマルクは自沈用の爆薬を起爆するが、それでも沈むことはなかった。

最後はイギリス軍の魚雷攻撃により沈没したとされている。

この時救助されたクルーはわずか115名。艦長のエルンスト・リンデマン大佐はデッキに残り沈みゆくビスマルクと運命を共にした。

この戦いで戦艦の存在性が薄れる事となる。戦いに勝利したイギリス軍は沈没したビスマルクを見ても嬉しくなかった。理由は敵国とはいえ、乗組員のドイツ兵の命が多く失われた事、そして、海軍の主力は既に航空機に取って変わられているという事を知らしめる結果となった事。

現代においても、海軍はイージスシステムに代表されるように防空迎撃を重視した巡洋艦や、巡航ミサイル発射機能を有するミサイル巡洋艦。海上司令部としての役割を担う航空母艦が主力となっている。今後、地球のどこかで万が一大きな戦争があったとしても、戦艦同士がぶつかり合い巨大な主砲が火を噴く日はもう来ないでしょう。