不思議なび

世界の果てまでエア冒険!不思議ちゃん管理人による不思議大好き謎解き冒険ブログ

放置された19世紀の蒸気機関車

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南米、ボリビア西部に位置する町ウユニ。

街の経済は、塩の生産と観光がほとんどを占めている。大規模な塩源を有し、ここで産出される良質な塩が支えている。また、雨により冠水したウユニ塩源は平らな地形に恵まれ、雲が大地にはっきり映る事から天空の鏡と称されている。

そんなウユニの一角に19世紀に活躍した蒸気機関車の墓場が存在し、そこには多数の列車が放置されている。

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19世紀末、ボリビア政府はこの地域へ鉄道網の設置を積極的に支援した。その結果、ウユニは繁栄し、物資輸送の拠点へと成長した。

ウユニの列車は主に、鉱物資源の運搬に使われた。1950年代、採掘が急激に減少し機関車は不要となり放棄された。

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ちなみに、先ほどから話に何度も出ているウユニ塩源とはこのような場所です。塩が美しく輝いており、雨により冠水すると塩の輝きと相まってまるで鏡のように天空を映し出します。

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まさに天空の鏡ですね。下が塩という事もあり、真っ白です。以前紹介したナトロン湖とは雰囲気も性質も全然違いますね。

ナトロン湖の記事は下記を参照してください。

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話を蒸気機関車に戻します。

これらの機関車はすべてイギリスから輸入したもので、この「墓地」には100両以上の蒸気機関車が放置されています。

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via:Кладбище паровозов

 

 

こちらはウユニの動画。列車も映っています。

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放置から70年前後経った現在、塩湖が近いせいもあってかかなり腐食が進んでいます。錆びついてはいるけれど崩壊はしておらず、完全に蒸気機関車が自然に還るまでにはかなりの時間を要することでしょう。

鉱物資源の採掘が終了し、さらに現在の列車は電車なので蒸気機関車が再び地上を走る事はもうありません。19世紀の遺物はこれからもこの地に残り続けることでしょう。完全に自然へと還るその日まで・・・